追記(2019/3/9):音声出力端子、HDMI出力端子付近の写真を追加。
追記(2022/10/31):LIVEDAM Ai(DAM-XG8000)でもこの方法で録画できることを確認しています。
AVT-C878を入手したので、LIVEDAM STADIUMのHDMI録画に挑戦してみました。
ただし、現状の方法ではコンポジット録画より機材が多くなっています…少なくしたい…!
※この記事はHDMIを使った録画方法です。コンポジット端子で録画する方法は前回の記事をお読みください。
LIVEDAM(XG5000系)のキャプチャ録画手順
LIVEDAM STADIUM(XG7000系)キャプチャ録画できました
必要なもの
ハード
- HDMI入力が可能なキャプチャボード(筆者はAVT-C878を使用)
- 赤/白の音声ケーブルからPCに音を入力するための装置(「音声」項で説明)
- HDMIスプリッター(HDCP回避をしないなら不要)
- HDMIケーブル(必要に応じて複数用意。今回は2本。)
- 両方ともピンが出てるタイプのコンポジット延長ケーブル(赤/白だけでもOK)
- ノートPC(PCレスタイプのキャプチャボードの場合は不要)
ソフト
- キャプチャボードのドライバ(キャプチャボードによっては必要なし)
- キャプチャボードから映像を拾える+録画できるソフト(筆者はOBS Studioを使用)
音声
追記(2022/10/31):アンプからの音声出力を使用することで機材を減らせます。背面を見る手間も減るので、こちらの方法を推奨しています。
LIVEDAM HDMI録画の機器を減らせた
LIVEDAMは音声出力を赤/白のケーブル(RCAステレオ)に頼っています。
これはスピーカーで出力させることが前提なので、HDMIからは別に音声流さなくてもいいよねー…みたいなのが理由。
以上のことから結局音声入力は旧来の方法でするしかないという…
私はGV-USBを使いましたが、この方法では(AVT-C878の映像が遅くて)音声のタイミングが早くなるので注意が必要です。
映像配線例
今回はDAM本体がHDMI出力でモニターに接続していることが前提です。
また、大抵のHDMIスプリッタはAC電源が必要なのでこの辺も注意。ジャンカラやビッグエコーはAC電源が確実に使えるが店舗多いです。
(※今回使った例のHDMIスプリッタではAC電源を使わずに出力できました)
DAM
↓
スプリッタ–ACアダプタ→AC電源
↓ ↓
モニター C878–USBミニA→ノートPC→AC電源
HDCP
LIVEDAMのHDMI出力にはHDCPが仕込まれています。(詳しいことはググってね)
今回の回避方法は「例のHDMIスプリッタ」です。
スプリッタの細かいレビューは近日中に書きます。
回避できていない状態だと緑の映像が出力されます。
設置
1 モニターとDAMの間にHDMIスプリッターをつなぐ
本体からTVモニターに接続されているHDMIケーブルを外し、その間にHDMIスプリッターをつなぎます。
モニター側を外した場合はスプリッターのIN、
壁を通っているなどの都合でDAM本体側を外した場合はスプリッターのOUT1につなぎます。
DAM側のHDMI出力端子は以下の通り。
外した場所には用意したHDMIケーブルをつなぎます。
2 HDMIスプリッターとキャプチャーをつなぐ
用意したもう1本のHDMIケーブルの片方を、スプリッターのOUT2につなぎます。
そして、もう片方をキャプチャーのINにつなぎます。
3 白/赤ケーブルをDAMに接続
コンポジット録画と同じ。現状この工程だけは必要になります。
ただし、HDMIキャプチャにはHDMI音声以外の音声入力ができない場合がほとんどです。
ステレオミニプラグへの変換ケーブル、持っていないならアナログキャプチャ機器を使うといいでしょう。
4 キャプチャソフトを起動
本体からの出力は1920×1080 60fps(1080i)です。間違えずに設定して高画質な録画でウハウハしましょう。
当然ですが録画時の容量はSD録画よりも大きくなるのでストレージに余裕を持ちましょうね。
感想
やはりどうしても白/赤ケーブルが必要になってしまうのがネックですね。
今回使用したC878だとHDMIオンリーのため、音声を拾うためにGV-USBを使っているあたりが本末転倒感あるので、アンプからの音声を使う等の手段も今後試してみます。
LIVEDAMAiのキャプチャ方法もお願いします。
LIVEDAM Aiも同じ方法でキャプチャできることを確認しています。