Heboris C++ Portを今更ビルドするためのメモ

できたのでメモ。なお、この記事ではSDL版のみ対応しています。
DirectX版はLunaライブラリが完全に消滅したため、現状ビルド不可能です。

用意するもの

・Heboris C++ Portのソースコード(本体に付属。本体は自分で探すこと。)
・VisualStudio(2013より前を推奨。少なくとも2017はアウト。)
・SDL
・SDL_Image
・SDL_Mixer

諸注意

・SDLは「はじめにお読みください.txt」に書いてあるバージョンのものを持ってくる。URLに飛ぶとSDL2のDL先に飛ぶので、アーカイブ名で探したほうがいい。(公式サイトは現存しているのでそっちからDLできます)
・VisualStudioはなるべく2013より前のものを使う。新し目のやつだと回避不可能なエラーが発生する。

手順

1.適当なフォルダにソースコードを配置
2.SDLのアーカイブ3つを解答してlibファイルを適当なフォルダに設置
3.VisualStudioでHeborisSDL.slnを開く
4.「リンカ/全般」の「追加のライブラリ ディレクトリ」にSDLのlibを設置したフォルダを追加
5.「リンカ/詳細設定」の「安全な例外ハンドラーを含むイメージ」を「いいえ」に変更
6.VisualStudioのExpressを使用している場合は、「HeborisSDL.rc」の10行目をコメントアウトして改行、「#include “winres.h”」を追記する。
7.ビルド

参考になったもの

・Heboris C++ Portの「はじめにお読みください.txt」
afxres.hの代替ヘッダ – Qiita
 ※VisualStudio Expressでのビルド
C++ 【解説】LNK2026 モジュールは SAFESEH イメージには安全ではありません – Ararami Studio
 ※VisualStudio2012以降で追加された「SAFESEH」オプション対策

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)